2014年3月25日火曜日

3/22,23 ウッドターニング2DAYSワークショップ

 

もうだいぶ定番化してきましたウッドターニングの2日間の教室。 この週末も熱心なお二人にご参加いただきました。

 

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Nさんの感想 : 説明が聞けて良かった。(道具、使用方法etc.の) 興味が深まった。・・・今後検討します。

 

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Nさんの感想 : 今まで全て自己流で木工をやってきました。講座を受けるのは初めてです。細部にわたり教えていただき参加してよかった!と思っています。帰国後さっそく作ってみます。わからない点はメールしますので引き続きよろしくお願いします。

 

長年趣味として木工をしてきたこちらのNさんは、リタイア後タイで木工を楽しんでいるそうで、ちょうど帰国のタイミングを狙って、こちらに参加していただきました。

休憩時間には、「大変貴重になってしまったチーク材は、自分の庭に生えているものでさえ伐ってはいけないんだ」とか、木工的なタイ事情のお話も聞けたり、私たちも有意義な時間を過ごさせていただきました。 ありがとうございました。 お二人とも引き続きうちに帰ってからも木工、木工旋盤を楽しんでください。

 

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2014年3月19日水曜日

LEIGHジグ D4R PROでスルーダブテール ~テールやピンをかけさせないコツ~


週末はダブテールジグ教室を行いました。また、教室には参加できなかったけど前からダブテールジグに興味津々だった別のお客さんにもかんたんにではありますが体験していただきました。

さて、今日はダブテールジグの加工で誰もが知りたいところ、
~LEIGHのダブテールジグの基本、スルーダブテール、なるべくテールやピンの角をかけないように仕上げるためのコツは???
に迫ってみようと思います。
コツなんて言ってもほとんど説明書にも書いてあることばかりですのでもうすでにやってる方にはわかってるって!なんて言われてしまいそうですが少しお付き合いください。(^_^;)

ダブテールジグ教室ではLeighのSuperジグを使っていますが、写真の実験体にはそれの上位機種のD4R PROを使ってみました。
何も対策せずにただやみくもに削ってしまうと、このように↓ テールやピンの角が欠けてしまいます。
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なるべく欠けないように仕上げるためには・・・

①まず一つにはカッターを入れておくこと。箱に組んだときに外側になる面にはカッターを入れると完成後に跡が残ってしまうので、内側だけやっておきます。
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②それから、まず最初に加工するテールボードの向こう側にはスペーサーボードをセット。
これはテンプレートの水平をしっかり出すためと、ビットの出口での欠けを防ぐ目的。スペーサーボードはすでに端面が削れてしまっているものを使いまわしにするのではなく、毎回フレッシュな端面のスペーサーボードを使用するのが成功への近道です。
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③さらにテールボードの手前側には捨て板をセット。
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↓ テールボード削ってみました。
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よさそうです!
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つづいて、ピンボードを加工するときも毎回新しい端面のスペーサーボードを。
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手前側にも新しい捨て板をセット。
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欠けてない!
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テールボード、ピンボードともに欠けずにできました!!(^v^)
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今回は1/2”軸のビットも選べるD4R PROでしたので、1/2”軸のNo.100 ダブテールビットとNo.150 ストレートビットを使ってみたのですが・・・
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④ストレートビットは念には念を入れてスパイラルビットを代用してみる!
ピンボードの加工に使うストレートビットは、よりきれいな仕上がりのためには、刃径と刃長が合っていればLEIGH純正超硬スパイラルビットを使ってみるのもおすすめです。
No.140-8を使う場面ではNo.170C (T-SC170C)を。
No.160を使う場面ではNo.180C (T-SC180C)を。
No.150を使う場面ではNo.177C (T-SC177C)を。
(割安なHSSバージョンもあります)
まだの方は一度試してみてください。

少なくとも少し面倒でもスペーサーボード、捨て板をちゃんとしたものを用意するだけでかなりの効果がありますよ! 


教室の参加者の方の感想はこちら。 ありがとうございました。お疲れ様でした。
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Hさんの感想 : 非常に勉強になりました。工房の中もきれいで良い環境で、御指導いただきありがとうございました。木工機械もいろいろと実物が展示されていたのが良かったです。色々と勉強させてもらいたいと思います。

Iさんの感想 : 機械(治具)に合わせてルーターを操作すればできると考えていましたが、繊細な調整の上に作品が出来上がる奥の深さを体験できました。実際に何度も経験を重ねマスターしたいと考えています。そして生徒に教えられるように。思い通りの作品をつくるのが楽しみです。
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2014年3月14日金曜日

ちょっと撮らせて9 今度はゆるキャラ 「木彫りのざまりん」

 

今日はまた、お客さんからいただいた「こんなのつくったよ!」をご紹介させていただきます。

 

工房スタイルで教室に参加したりとちょくちょくご来店いただいてるお客さんから、

「こないだ買ったエグリカッター、今非常~に重宝して使ってますよー」

なんてお電話いただいて、

「ありがとうございますー。それで何つくってるんですか?」

「今ねー、でっかいゆるキャラつくってるんですよ」

「へ??」  (ゆるキャラって今はやりの?)

なんてやりとりがしばらく前にあったわけですが。

私がいまいちピンと来ていないのを察して、その後完成した様子をメールで頂いたのでした。

ざまりん読売新聞14.3.7朝刊掲載[2]

 

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記事にもありますが割れ止めや中抜きなど、見えない工夫があったでしょう。

お見事。 3か月かかったとのこと。

「これがようやく終わったんでこれでやっといちばんやりたかったウッドターニングに戻れます(笑)。」

ともおっしゃってたんで途中くじけそうになる感じもあったんでしょう。大仕事でしたね。お疲れ様でした。

ウッドターニングも楽しんでくださいね。 そしてまた力作が完成したらまたお便りください(^_^)/~

2014年3月11日火曜日

ウッドターニング2days  「2/22,23」、「3/8,9」

 

 

最近はウッドターニングの2日間の教室は、ウェイティング中の方が多くなってきてしまい、3月、4月と追加日程を組んでいます。

工房スタイルのホームページの教室スケジュールのページで、はたから見ると日程が決まるともうすでに予約済になっている…  ということがありますが、これは次の日程が決まり次第先に連絡いただいている方から順にご案内しているのでそうなってしまっています。

木工旋盤の教室参加ご希望の方はまずは工房スタイルへお電話ください。

 

2/22,23の回、3/8,9の回でもまたみなさん遠方からお越しいただきありがとうございました。

この教室でみなさんそれぞれのウッドターニングライフのスタートダッシュに役立てばと思います。 お疲れ様でした。 ウッドターニング楽しんでください!

 

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Hさんの感想 : 今回は自分の不器用さがあらためてわかりました。今後もっと練習してうまく作れる様になりたいです。

 

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Mさんの感想 : ウッドターニングをはじめるにあたり、どんなものが必要なのか知りたくて参加させていただきました。丁寧でわかりやすい先生のご説明のおかげでウッドターニングが大好きになりました。まず、どんなものをそろえていけばよいかもわかって良かったです。ありがとうございました。

 

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Yさんの感想 : とても楽しく学べました。家に帰って復習しようと思います。久しぶりに充実した2日間でした。ありがとうございました。

 

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Kさんの感想 : 知らない事ばかりでとまどいの連続でしたが川口先生のお話と実技指導で少~~し面白さの一端がみえました。今後少しずつ知識を広げて行きます。危険とばかり思ってたのが、やり方次第で安全だということもしっかり判りました。