2011年12月17日土曜日

ニッポンのモノづくりの腕前を競う、技能五輪。

本日ご来店いただいたお客様は、なんと、愛媛から来たよ~。と。


聞けば今静岡で開催されている 技能五輪 のために来ているそう。
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/zen_taikai_ichiran.html


私もつい昨日のローカルのニュースでやっていたのを見て知りました。技能五輪。

自らの金工旋盤加工の技術向上に意欲的に取り組んでいる静岡県の20歳前後の若者が取材されていて、昨年は銅メダルかなんかで、今年は絶対優勝するよう頑張っている!ということでした。(頑張る若者はえらい!見習わなくては。)

見るからに超絶難解そうな、4個くらいの削りだし金属パーツからなり、ぴったりと合体して1つの塊りになる、というパズルのような課題を練習している様子で、それを本番では4時間半?の時間内に速く?美しく?加工するのを競うのだそうです。

しかしこんな五輪があるとは今まで知りませんでした。今回でなんと49回目だそうです。
競技種目は車体塗装とか、日本料理とか、美容とかなんと40種目も!(家具もあります。今日のお客さんたちは家具で。とおっしゃっていました。)

まさに“日本が誇るべき日本の技能”という大会ですね。

私は以前ワーキングホリデーでオーストラリアに行っていた事があるのですが、こうした特殊技能に秀でた外国人は重宝されて、日本でもともと家具職人、美容師、料理人だったりした向こうで知り合った友人の中には、ビジネスビザをスポンサーしてもらったり、永住権を獲得できたり。なんてことがあったのを思い出しました。

すごいね、やっぱり日本の技術って。